駐車場代の支払いの会計処理

駐車場代の支払いの会計処理について解説します。

目次

駐車場の種類

まずは駐車場の種類の話からです。実はこれが勘定科目や消費税区分に影響してきます。
駐車場の種類は会計処理を考える上では月極駐車場とコインパーキング(時間貸駐車場)に区分して考えます。

勘定科目や消費税区分の考え方

月極駐車場

月極駐車場は社用車や個人事業主の自家用・事業用兼用車などを駐車しておく時に使われています。
月極駐車場の勘定科目は「地代家賃」です。

次に月極駐車場をさらに「更地の土地」と、「駐車場として整備された土地」に区分します。
そして、更地の土地の賃借は「非課税仕入」、駐車場として整備された土地の賃借は「課税仕入」になります。

原則として土地の貸付は非課税取引ですが、駐車場として整備された土地の貸付は「施設の貸付」となるため、課税取引となります。
なお、一見更地に見えても貸主によりロープで区画整理されているものなども駐車場として整備された土地となります。

コインパーキング

コインパーキングは取引先への訪問、建設や土木の現場に向かう時など一時的な駐車をする時に使われることが多いかと思います。
そのため、コインパーキングの勘定科目は「旅費交通費」です。
コインパーキングの料金は「課税仕入」になります。

駐車場代を支払った時の会計処理

駐車場代を支払った時の会計処理を設例で確認します。

月極駐車場

(例)A社は社用車を駐車するための駐車場代16,500円を支払った。なお、当該土地は駐車場として整備された土地である。

地代家賃15,000預金16,500
仮払消費税1,500 (*1)

(*1) 駐車場代16,500×10/110

(例)B社は社用車を駐車するための地代10,000円を支払った。なお、当該土地は更地を賃借し、駐車場として使用しているものである。

地代家賃10,000預金10,000

コインパーキング

(例)自営業を営むC氏は得意先に訪問するためにコインパーキングを利用し、料金500円を支払った。

旅費交通費455現金500
仮払消費税45 (*1)

(*1) 料金500×10/110







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