ここ数年ほったらかし投資(※)という言葉が登場して一つの投資方法のように言われています。
※この記事では「ほったらかし」という言葉を含んだ特定の投資方法のことは指していません。
目次
ほったらかし投資とは
ほったらかし投資とは、金融商品を購入後、満期や含み益がでるまでほったらかす投資方法のことです。「ほったらかし投資」という言葉は2010年代半ばからの株高と投資人口の増加と共に登場したと考えられます。
ほったらかし投資はホントに正しい?
株式投資において「ほったらかし」という言葉はほとんどの文脈において誤っています。
株式投資の場合
株式投資の場合、売ったり買ったりせず持ち続けることを「ほったらかし投資」ということがあります。
2013年頃から始まった大相場により、なんとなく株を買ってなんとなく持っているだけで儲かるという当たり前の現象が起き、「むしろほったらかした方がいい」というニュアンスでほったらかし投資という言葉が使われていることがあります。
これは議論するまでもなく誤った考え方です。
匿名組合契約によるファンドの場合
匿名組合契約によるファンドの場合、一般的には持分を売却することはできません。そのため、匿名組合契約によるファンドのことを指して「ほったらかし投資」ということがあります。
この場合、ほったらかす他にないため、ある意味間違っていません。ただし、元本・利息の遅延や貸倒のリスクは伴うため、出資前によく検討する必要があります。
長期投資との違い
長期投資と、ただ長期間持ち続けることが混同されることがありますが、長期投資と「ほったらかし投資」は全く別物です。ただ長期間持ち続けることは長期投資ではなく長期トレードです。
一過性のブーム
「ほったらかし投資」という考え方は一過性のブームです。次の金融危機でこの言葉は間違いなく廃れていくでしょう。

